この前観た「地下室の手記」で主人公が友人たちの飲み会に押しかけようとするところで、どう振舞ったらよいのか戸惑いながら「今まで行ってみるべきだった」みたいなことを呟くのだが、私にもまだまだ人生で経験していないことがたくさんある。
今日はそういう初めての出来事があった。
実を言うと、私はレンタルショップを利用したことがない。
私が映画を観るのが好きなのを知っている同僚などは、レンタルショップのコアな利用者かと思っていたようだが、私は映画館に観に行くかオフシアターとか研究会っぽい催しに行くとか、とにか観に行くのが中心で、家ではあまり観ない。
BSもCSも観られる環境にはない(必要性を感じていなかった)。
DVDを借りてきて家で観るということもなかった。
そういうわけで、レンタルショップの店内のことは想像がつかないでいる。
同様に、不要な本やCD・DVD等を売り、中古のそれらを購入するという、中古本販売店も、利用したことがなかった。
今回、実家を整理することになって、まずはCDを持ちこんだ。
自分とはまったく趣味が違うし、思い入れもないので、いくらでもいいや、と思った。
手元にあっても聴くことはないだろうから。
一応リストは作り、段ボール箱に入れて、近くのブックオフに持って行った。
値付けをするのに20分くらいと言われたが、できたら電話をして、と言って家に戻った。
1時間くらいして電話があった。
77点のうち62点に値段がついたとのことだった。
しかし、レシートをみても、タイトルがわかるものもあるし、おまとめになってわからないものも多かった。
高いもので500円、多くは100円とか50円とか5円とか。
総計3000円余り。
後日、本についても買い取りをお願いすることになるだろう。
これがまた、自分とはまったく趣味が合わないので、やっぱり思い入れもなく、いくらでもかまわないやという代物なのだ。
渡辺美里やプリンセス・プリンセスやパフィーといった、聞いたことはあっても曲を好んで聴いたことはないというものだったけれど、これらは5円だったのだろうか?
さよなら、これらのCDたち。
なんだか知らないけれど、きっとワーシャを楽しませてくれていたんだよね。
今までありがとう。
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