「バイバイ、バーブシカ ソビエトロシアへの鎮魂歌」は、なかなかよかった。
シネマ・デュ・レイルというフランスのドキュメンタリー映画祭で新人監督賞を受賞したという。
監督はレベッカ・フェイグRebecca Feig
こちらによると、Ребекка Дрейфус
レベッカ・ドレイフスと読みそうだが。
コ・プロデユーサーとして、エカテリーナ・ストリクの名前。
「懐かしい私の祖母アンナ そして―
in loving memory of me grandmother
Anna
マリーナおばあさんに捧げる」
and
Baba Marina
という献辞。
ワルワリーノというロシア中央部の小さな村の、とにかくおばあさんたちが、ロシア革命、粛清の時代を生き抜き、ソヴィエト社会主義って何だったの?と振り返るドキュメンタリーなのだ。
登場するのは年老いた女性ばっかりで、お爺さんは殆ど出てこない。
最後に少女たちがミニャザヴート○○(名前)と次々名乗る。
これは作品の冒頭でおばあさんたちがミニャザヴート○○と名乗っていくのに繋げている。
真面目な働き者たち。
悲惨とか不幸とか哀れとか、そういうのを超越して、淡々と生き続けていて、ただただ頭が下がる。
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