2015年4月6日月曜日

聖週間に間に合う

身につまされる嫌らしさ、痛ましさである。
しかし、何と言うか、これをポーランド人自身がこの時代に描けていたことに、ややほっとした。
アンジェイェフスキの『聖週間』。
これはワイダの映画、観たくなる。


『聖週間』はワイダの映画で知られている(未見だが)。
「地下水道」等のワルシャワ蜂起に先立つワルシャワ・ゲットーの蜂起の最中、ユダヤ人たちの悲劇を目の当たりにしたポーランド人たちのそれぞれの対応。対独パルチザンもいたがドイツ軍への協力を躊躇いながら何もできない人が多かったし、勿論積極的にユダヤ人を密告する人もいた。庶民の嫌らしさが痛ましい…。

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