2015年9月12日土曜日

「琳派と秋の彩り」展内覧会~山種美術館今さらデビュー!

青い日記帳×山種美術館 ブロガー内覧会
「特別展 琳派400年記念 琳派と秋の彩り」@山種美術館をリアルタイムでレポートしよう!
に行ってきましたので、取り急ぎ(リアルタイムではないが)レポート。

「青い日記帳」では、懇切丁寧に、しかも幅広く、展覧会や美術本その他美術情報を発信されているので、感動ものなのですが、こちらに申し込んでのブロガー内覧会(普段許可されない写真撮りまくり!~一部作品を除く)というありがたい企画に、昨年の横浜美術館でのプーシキン美術館展に続いて2回目になりますが、今回は全く不案内な日本画の世界、ということで、勝手がわからず、かなり不安な思いを抱えて出向きました。
実は山種美術館に行くのも初めてです。

※写真撮影はブロガー内覧会で特別に許可を得て行いました。

 

記念撮影ポイントには、入ってすぐのところいある人気の見返り猫ちゃんです。

竹内栖鳳 ≪斑猫≫
足跡マークのところに自分の靴を置いて上から撮影するのがスタンダード、なのだと思う。
※本物は、次回特別展「村上華岳―京都画壇の画家たち」で展示されるとのこと。
 
 
うちの子と似てません?
 
いざ、内覧会



館長さんがギャラリートークで「皆さん琳派にお詳しいでしょうから」なんぞとおっしゃっていて、


伝 俵屋宗達「槙楓図」山種美術館所蔵を前にして

マイクを手にしているのが特別ゲスト、青い日記帳のTakさん、その右の女性が館長です 
 
きゃーどうしよう、全然詳しくないんだけど!それ私だけか?と焦ったぞ。
でも急いで買い求めた図録には基本の基本が平明に書かれている。ハンディでその場で学べる!すばらしい!
最近の図録ってやたらと分厚くて立派でしょ?
この展覧会の図録はその点、判型もA5判とコンパクト、詳しく研究し尽くしたい方にはもしかしたら物足りないかもしれませんが、館内で持ち歩いてその場で学ぶ必要のあった私には理想の参考書です。

今回は動画撮影ができたのです。

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 伊勢物語より3題
 
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「宇津の山図」酒井抱一 山種美術館所蔵
「業平東下り図」鈴木其一
「伊勢物語 高安の女」鈴木其一 山種美術館所蔵
 
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鈴木其一「牡丹図」山種美術館所蔵
一見、琳派というより、宋時代の絵のようですが、左下には紛れもなくニホンタンポポが。

では、ほぼ順を追って。
第1章 琳派の四季
俵屋宗達(絵)本阿弥光悦(書)「鹿下絵新古今和歌巻断簡」山種美術館

俵屋宗達(絵)本阿弥光悦(書)「四季草花下絵和歌短冊帖」山種美術館

 
この白い点々は胡粉(牡蠣の貝殻から作る白い絵具)を含んだ筆にふ~っと息を吹きかけて飛ばしたというお話でした。

酒井抱一「飛雪白鷺図」山種美術館

その部分をクローズアップ



第2章 琳派に学ぶ

左:小林古径「秌采」山種美術館 右:荒木十畝「四季花鳥」の「秋(林梢文錦)」山種美術館
 
 
琳派と言えば、墨の滲みを生かした「たらし込み」技法であるらしく、
 
 例えばこの犬の絵
 

小林古径「狗」個人蔵
 
にじみ具合が天才的ですね。

俵屋宗達「犬図」



第3章 秋の彩り

豪華!

左:東山魁夷「秋彩」山種美術館 右:奥田元宋「奥入瀬(秋)」山種美術館

 

奥多摩の風景だそうです。川合玉堂「渓雨紅樹」山種美術館
 
 
美味しそうな?「栗」小林古径山種美術館

第二展示室へ

 
するとそこには!


猫だよ
小林古径「猫」山種美術館


うさぎとねずみだよ
安田靫彦「うさぎ」山種美術館 右:渡辺省亭「葡萄」山種美術館

また、Cafe椿で再びTakさんのお話(動画撮影のポイント及び伊勢物語解釈)と


 

特製和菓子の賞味という時間もあり

上段(左より):菊の香・にしき・桔梗
下段(左より):秋草・月のしずく

月のしずくを試食
こちらのお菓子は
菱田春草「月四題」山種美術館より「秋」がモティーフになった和菓子でした。


 
葡萄越しに見る月



私がいただいた月のしずくは2位でした。




内覧会も19:30で終了!
ドアが閉まる~!
ありがとう、山種美術館!

琳派は、時代も活躍した場所も離れていながら個人的なインスパイアで繋がっているようなところ(私淑というらしい)があって、皆伸びやかで生き生きした筆致でも繋がっているように感じられます。
特に動物を描いた際には魅力が増すように思えます。

中村芳中「老松立鶴図」
特にこれはおおらかで、とぼけた雰囲気さえ感じられますね。好きです。

小林古径「夜鴨」山種美術館 


 
竹内栖鳳「秋夕」山種美術館のキリギリス

俵屋宗達「鹿に月図」
俵屋宗達「鹿に月図」(部分)

酒井抱一「秋草鶉図」山種美術館 

酒井抱一「秋草鶉図」山種美術館(部分)
 
尾形乾山「定家詠十二ヶ月和歌花鳥図(二月)」
雉がひょっこり

(写真はまだまだあるのですが、正確にキャプションをつけるのに、人名や作品名の字がいちいち難しくて、なかなかはかどらない。)

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