2024年5月12日日曜日

録画メモ もしも建物が話せたら

アップリンクで観たのは字幕版だったが、今般WOWOWで放映されたのは吹替版だった・・・

ワンドリンク付き(モスコーミュールだった?)で心震えながら観たな。




監督について - 映画『もしも建物が話せたら』公式サイト (uplink.co.jp)

6話オムニバス、最初のベルリンフィルハーモニーをはじめだいたい建物が自己紹介するパターンだが、ペテルブルクの国立図書館編は、ゴーゴリ『ネフスキー大通り』やグリーン『真紅の帆』等あの街の文学作品をぼそぼそ読み上げる。(この点、やはり吹替版だと残念。しかもナジェージダを「ナジャージダ」と言ってたような)撮ったのはドイツ人監督(これが遺作となった)だが、こういう破天荒なといか多分に主観的な撮り方、ソ連系のドキュメンタリーのマインドって感じがする。

三番目のノルウェーの重罪犯の刑務所はまた建物の自分語りに戻る。服役者は男性だが、看守は男女とも、身体検査の場面にも女性看守がいるのは敢えてそこまでする必要あるのかなあと複雑な気持ちになったものだ。

劇場で観た時もここでいったん休憩が入って、後半へ。後で考えてみて、前半の3作がおもしろくて、後半になるとちょっとだれた。だんだん同じような調子に思えてきたのだ。

4番目のレッドフォード監督の生物学研究所のは、友人がやや酷評していたんだけど、再見してみて、これは主語が建物になっていない場面が結構多かったので「看板に偽りあり」と言ってもよかったのかも、そういった部分が彼女は気に入らなかったのかな。割と普通のドキュメンタリーだった。

5番目のオペラハウスのが、ベルリンフィルのと傾向が似ていて、観るのにもちょっと疲れてきていたが、再見するとこっちはバレエの場面も多くて実はそれなりに楽しめた。

そして最後がポンピドゥーセンター。監督はブラジルの人だったか。


ツイッターでこんなやり取りもしていた。

(1) Xユーザーのグリゴリャン・アナイートさん: 「@KocmocKocma 「もしも建物が話せたら」というドキュメンタリーがありますね!知りませんでした。教えてくださってどうもありがとうございます✨ https://t.co/aq6RHgU71C」 / X (twitter.com)






2024年5月1日水曜日

中世ネコのくらし 装飾写本でたどる

中世の人たち、もちろん我らとは感性がまるで違うので、描かれた猫たちの造形はだいたいにおいて化け猫風で可愛くはない。でも可愛い!

2024年4月7日日曜日

音高き『ザボンよ、たわわに実れ』を読んでいる

 

祖父も民主医療に戦中戦後関わっていたので彼女と接点があったのかもしれないと思って読み進めていたら、第2章の終わりに唐突に祖父の文章の引用が登場した。

エスペラント運動(だけでなくすべての社会変革運動)について、凧あげを比喩にして記している。

2024年4月6日土曜日

祖父が「プロレタリア文学者」という認識がなかったから驚いた

 

祖父の文章が載っていると知人に教わって、図書館から借りてきた。
巻末に「著作権の存続する収録作品は、著作権継承者の方より許諾をいただいております。」と書いてあるけど、許諾どころか連絡ありませんでしたけど!
どういうこと?
→出版社から連絡ありました。著作権料はきちんと払っていただきました。(単純な誤解でした。)

 

 

我特攻を”希望せず” 八塩先生の半生記

 


大学時代にバイト先弁護士からいただいた本。
その弁護士は外国人指紋押捺事件で八塩弁護士と一緒だったのではなかったかな。

八塩先生は少年院教官を長く勤められた後に弁護士となって少年事件を担当されていた。
かなり分厚いが、この本は戦中の特攻隊での話から戦後の種々の職業経験が語られ、少年院教官試験に合格するまでの半生。
教官時代・弁護士時代の後半生はまた別の著作で・・・。

2023年12月13日水曜日

本を貸し出す

 家人の知り合いに貸し出す本



エスペラントについて知りたいとのこと。

ならば、図書館に行って参考図書を司書さんに案内してもらえばいいのではないかと言ったのだが。





著者 : 伊東三郎
岩波書店
発売日 : 1950-04-10
これに戦前大阪外語大社研研究会会報第5号と『エスペラントとは何か 伊東三郎エスペラント論集』

2023年9月23日土曜日

EUフィルムデーズ2009

 観たのは

*アイルランド「ジョジーの修理工場」

小品ながら衝撃作だった・・・。

*イタリア「マイ・ブラザー」

イタリアの家族の歴史描く映画というと長時間でじっくりというのが多いがこれは100分だったか。割としんみりな作品だった。

*スウェーデン「クリスマス・オラトリオ」

初見は1990年代後半の北欧映画祭だったが、あの映画祭に通底した暗さが記憶に引っかかっていたところ、10数年ぶりに観る機会を得て、主演男優が来日して挨拶、その際実は彼はこの映画の後メンタル面で俳優業を休んでいたということを言っていて、映画の内容をなぞるような人生送っていたのかもしれない。その後回復しているんだろうか。

*イギリス「世にも憂鬱なハムレットたち」

劇中劇で、好みの映画。当時は意識しなかったが監督はケネス・ブラナーだったか。

*チェコ「カラマーゾフ兄弟」

これも劇中劇タイプの作品で、この年のEUフィルムデーズ中のベスト。一般公開して欲しかったな。

*デンマーク「ファイター」

当時のEUフィルムデーズには多かった移民二世とヨーロッパ側の受容のあり方を問うタイプの作品(今年のフィルムデーズのにもあったような)。でもこの頃はまだ前向きな未来志向な作品作りだったよなと回想してしまう。

*ポーランド「神さまの小さなお庭で」

警官主役のコメディーで面白くはあったが、英語字幕のみだったので、内容についていけないところが多々あって残念。

*ドイツ「耳のないウサギ」

サッカーシーンがあったと思う。

*ラトヴィア「バトル・オブ・リガ」

つまらなかったけど、ラストの俯瞰シーンは美しかった。

*リトアニア「永久機関」

内容覚えておらず、バルトの国々はまだおもしろい映画作れないでいるのかなと思ったのが記憶に残っている。