2015年7月9日木曜日

トルコ復興、またはロシア文学映画の復興

「雪の轍」はまだ観に行っていないのだが、昨夜は草月ホールでそのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の2作品を観てきた。トークは途中からだったので聞き逃したようだが、「5月の雲」は”チェーホフに捧ぐ”とあり、チェーホフの短編を元にしているようだ。かみ合わない人間模様は確かにチェーホフっぽいかも。

そのヌリ・ビルゲ・ジェイラン映画祭オープニングイベント、9月末からの映画祭の詳細は発表されたのだろうか?トークでは3名とも「ロシア文学映画、アジアで流行っていますよね」とずんずん監督名と作品名を挙げられていたのだがメモ追いつかず。どうも皆さんドスト好きのよう。特に『罪と罰』。
・ノルテ「罪と罰」のその後(マニラの映画祭で)
・カザフのウィンマイフ?」「ある学生」(「罪と罰」)
・スリランカ「やさしい女」
その他カフカの「城」原作の内モンゴル「K」、「老人と海」

まあ、アジアには限らず、ヨーロッパでもそうだと思う。
「雪の轍」自体、ロシア文学へのオマージュであるらしいし。

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