って、ワルシャワ蜂起についての、若手監督が撮ったという作品なんだけどね。
本人は真剣な映画作ったつもりかもしれないが、「なんじゃあ、これは」というノリでした。
ポーランド映画祭初日「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」今までで最低のポーランド映画だった。
ワルシャワ蜂起体験者から抗議があったというのもさもありなん。ここぞというときに変な音楽が流れてストップモーション、ワイヤーアクションあるいはCG処理でドン引きです。ホラーコメディー観た気分.
ま、映画大国ポーランドにもこんな駄作はあるんだな、ということではちょっとほっとしたりする。この監督、ドキュメンタリーでも「ワルシャワ蜂起」を撮っていて、そちらも観られたらよかったのだが、観られる日程じゃない。
何がだめだったのか?まず、主演二人が他に誰かいなかったの?というくらい大根だった。仲間の若者たちのキャラクターもぼやけていたし。当然体験者の手記を読んだり話を聞いたり研究はしているのだろうが、何だか現実離れした絵だったし。残酷な殺傷場面は多い。
残酷殺傷場面が受け付けないというのではない。嘘っぽく、こじつけっぽいのが嫌。ただ、これまでワルシャワ蜂起の映画は重苦しい曇天や地下を這いずるものだったのが、からっと晴れたところでの戦闘(というより文字通り血の雨が降ってきたりする)のは新鮮だった。
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