イランの近過去(特にアフマディネジャド政権)に詳しく、非常に解りやすい良書(著者は元イラン大使でスペシャリストと言ってさしつかえない)。
注目点をいくつか。
1.著者が大使としてテヘランに着任した際、各国の大使の中で最も印象的なイラン情勢の見識を示したのはロシア大使であった。それは、イスラーム共和国体制作りの基本的考え方として、独裁者を生む余地をなくすための相互監視メカニズムだという。
2.アフマディネジャード大統領(当時)はマシャイ氏とのコンビで「プーチン・メドヴェージェフ・モデル」を模していた。
イランとロシアの興味深い関係が垣間見える。
(とはいえ、イラン・ロシア関係への言及はこの2点くらいしかなかったが。)
注目点をいくつか。
1.著者が大使としてテヘランに着任した際、各国の大使の中で最も印象的なイラン情勢の見識を示したのはロシア大使であった。それは、イスラーム共和国体制作りの基本的考え方として、独裁者を生む余地をなくすための相互監視メカニズムだという。
2.アフマディネジャード大統領(当時)はマシャイ氏とのコンビで「プーチン・メドヴェージェフ・モデル」を模していた。
イランとロシアの興味深い関係が垣間見える。
(とはいえ、イラン・ロシア関係への言及はこの2点くらいしかなかったが。)
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