ロシア二部リーグは8月に入ってからの開幕。
南地区はクリミアのクラブがウクライナから編入し、これら3つのクラブを含めて、試合が始まりました。
ウクライナサッカー協会は当然これらのクラブの「移籍」を認めておらず、UEFAとFIFAに訴え出ています。
制裁が科されるとしたら、彼らの処遇が宙ぶらりんになる(解散?)だけでなく、ロシアのクラブ及びロシア代表の試合に影響が出るかもしれません。
何とも心配な状況ですが、第3節の20日にはクリミアダービーがあります。
ところで、二部リーグ南地区はクリミアのクラブだけでなく、他にも興味がそそられるクラブが揃っているのですね。
①アラニヤ・ウラジカフカス
昨シーズン一部リーグ上位を維持しながらも財政難により撤退を余儀なくされ、事実上の解散→再建→二部リーグで再出発となった模様。90年代にずっと続いていたスパルタークの連覇を破ってプレミアで優勝したクラブだった。
②アグンシュト・ナズラン
③アンジ-2・マハチカラ
一部リーグ現在首位のアンジのセカンドチーム。
④FKアストラハン
⑤アフィプス・アフィプスキー
※なんだか「ア」で始まるクラブが多い。
⑥ビオログ=ノヴォコクバンスク
⑦ヴィチャジ・クルィムスク
⑧ディナモ=GTS・スタヴロポリ
⑨ドルジバ・マイコープ
アディゲ共和国首府マイコープのクラブ。最近バルセロナのリザーブチームでデビューしたアミール・ナトホの移籍元。
⑩ジェムチュジナ・ヤルタ
クリミア半島のヤルタのクラブ。2010年に設立され、2013-2014年シーズンにはウクライナ二部リーグだった。
⑪FKクラスノダール-2
FKクラスノダールのセカンドチーム
⑫マシュク-KMV・ピャチゴルスク
⑬ミトス・ノヴォチェルカッスク
⑭ロトル・ヴォルゴグラード
元プレミアのロトル。
⑮SKCHF・セヴァストーポリ
ウクライナプレミアリーグで昨年9位のFKセヴァストーポリの後継クラブ。クラブの設立年は2014年となっているが、公式サイトのクラブの歴史欄にはFKセヴァストーポリ時代の成績が載っている。SKCHFは黒海艦隊スポーツクラブ(Спортивный клуб Черноморского флота)の略語。エスカーチェフ、あるいはエスクチェフと読むのだろうか。
⑯FKソチ
⑰スパルターク・ナリチク
元プレミアのナリチクも財政難に苦しんでいる。
⑱FKタガンログ
⑲テレク-2・グローズヌィ
テレク・グローズヌィのセカンドクラブ。
⑳トルペド・アルマヴィル
(21)TSK・シンフェローポリ
初代ウクライナプレミアリーグ覇者タヴリヤ・シンフェローポリの後継クラブ。TSKはタヴリヤ=シンフェローポリ=クリミヤ(«Таврия» Симферополь (Крым))の略語。読み方はテーエスカーだと思う。
(22)チェルノモーレツ・ノヴォロシイスク
ノヴォロシイスクと言えば昨年秋と児童図書館勤務の雄猫クージャが心を温めてくれましたが、オデッサと同名のクラブがあります。
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