2015年5月17日日曜日

映画の言葉

金曜日の授業で、「宿題そこだったか」と焦る。
奥深い完了体・不完了体の練習のプリントを見落としていた。

発音がいいなんて褒められたのは初めてじゃないか。
発音ではなくて、イントネーションなのではないかな。
意味を考えて、いいたいところを強調して言う、と意識するのだ。

さて、昨日は鳩山会館の後、高輪でクレショフの「技師プライトの計画」を観た。
(そこにチラシが置いてあったが港区の公民館は、無料上映会をたくさんやっていて羨ましい。)

解説により、エイゼンシュテイン以前のモンタージュを整理する。
・メリエスのトリック撮影
 実録そのものの上映ではなくて、編集で作品を作っていく。二重露光。
「月世界旅行」(映像なし)
・映画の父グリフィス
 映画言語・映画文法の確立
 複数ショット イマジナリーライン フェードイン/アウト アイリスイン/アウト クロスカッティング
 
・レフ・クレショフ
クレショフ工房
クレショフ効果→ニュートラルな表情に前後映像から意味を付与 記号学
想像上の地図→ありえない建物
ヴャチェスラフ・イヴァーノフ『ソ連記号学概説』

「技師プライトの計画」って、何回見ても敵側があまりにおまぬけでおかしい。
リプスキーに直結しそうなセンス満載だ。(モンタージュとは関係ない感想でした。)


0 件のコメント:

コメントを投稿