休日中、特に年が明けてからは、割とだらだらと録画した映画(オマー・シャリフの「ドクトル・ジバゴ」や「世界の果ての通学路」など)を観ていたりしたのだが、映画館には今日ようやく行って、今年初めての映画を観た。
「誰よりも狙われた男」
Самый опасный человек
映画としては上手く出来ているのだと思う。
主人公がスパイでありながら、あんまり上の命令を遂行するのではなくて、独自に行動しがちなのが驚きだったが。
イスラム過激派→悪い。テロ活動
ロシア→悪い。拷問する
チェチェン人→ロシアと闘っている。可哀想
アメリカ→独善的。信用ならん
みたいな、ヨーロッパスタンダードなレッテルが最後まで気になりもした。
「裏切りのサーカス」よりも後味は悪く、繰り返すが映画としてはよくできているとしても、あまり楽しめなかった。得るものがなかった感じ。特にクリスマスに観るには不向きだった。反省。
「夏の終止符」のグリゴリー・ドブルィギンが終始目つきの悪い不法入国者役を演じているが、トルコ人メリク役の若者の方が好みです。
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