2015年2月22日日曜日

読みかけ本メモ

ディアギレフのバレエ・リュスに最初から最後まで立ちあった唯一の人。ダンサー出身の舞台監督。フォーキンを通してディアギレフと知り合った。ニジンスキーには徹底して嫌われたが、冷静に、公平に記述している。
プロローグ・エピローグを加え、1909年から1929年まで一年刻みの章建てになっている。その1909年・1910年部分と100年前に当たる1914年(第一次世界大戦の始まり)・1915年部分を読んでみた。マシーンの登場場面はなかなかおもしろい。

著者 : 青山弘之
岩波書店
発売日 : 2014-12-19

最後駆け足だが一応読みとおした。例の呼称が問題となっている国家僭称集団だが、パレスチナ問題無視なのは納得できませんよね?処刑方法とか全然ムスリム…どころかいかなる宗教的でもない感じなのって、最近強調されるようにはなって来たが、元々イラクのバース党員や官僚たちが中核だという(バース党は世俗主義)話を聞くと妙に合点がいく。特にレバノン・ヨルダンあたりの章をもっと丁寧に再読しようと思う。

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