神保町 「おじいさんと草原の学校」
有楽町交通会館「RUSSIAN NOW写真展」及び「小川芙美子油彩画展」
アフリカって、人生の先輩方に敬意を示す土地柄かと思いきや、勉強したいと自ら制服の半ズボンを作って履いて登校してくる、ケニア建国の闘士=今は貧しい山羊飼い?の老人に、周囲の大人が邪魔しまくりなのに、驚きを禁じ得なかった。
独立闘争の際の犠牲に対して一応国家補償のようなものは出されるようで、その点ケニアは日本よりはましのようだが(日本は治安維持法の犠牲者、中国帰国者(いわゆる「残留孤児」「残留婦人」)、原爆等の戦災被害者、シベリア抑留者などに対して、謝罪や補償はしていない。←言うまでもなくお見舞い金的なものと補償金は異なる。)、独立を果たした後の難題、欧米流に言えば「部族主義」という過去とどう向き合うのかが、重くのしかかっていることが随所にうかがえる。
主人公は、偏屈な独り者で、授業妨害に来たチンピラの若造らを一人で追い払ってしまえるほど健啖な(結構暴力的にも見えてしまうが)老人。
独立と自由の獲得に払った犠牲はあまりに大きく、単なるほのぼの映画ではなく、逆に厳しい描写も多い。ところどころユーモラスで、特にラストの脱力ものの笑いを誘うDJの台詞、なんてのもあるが、総じてまともで真面目な作品。
・彼に続く者はいなかったのだろうか?
・成人学級の質の低さも、何とかしないとまずいでしょ!
「RUSSIAN NOW写真展」
よい写真展だったが。
スポーツ部門で、サッカー選手がいないのが残念。
プリュシェンコ以外は皆女性(美女)選手の写真。
会場にはチェブがいた。
(書きかけ)
前項書きかけのまま、渋谷のレイトショーへ。
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