2013年11月11日月曜日

イランに大感動

イランと言うと、
★美少年!
★武闘派サッカー
★美女
★それと濃いおじさんたち
★映画界のオリオン座
★ペルセポリスやイスファハーンなどの世界遺産
であった。

NHKなんかで放映される動植物のドキュメンタリーは好きだし、結構録画もしていたのだが、気がつくとイランの自然についての番組は今まで全然観たことがなかった。

昨日、アニマルプラネットというCSのチャンネルで「イランの大自然」という番組を放映することを知り、やっぱり脳裏にはアフマッドくんのうるうるした瞳が浮かび、そういえばイランの野生動物の番組なんて観たことなかったなあと大いに興味がもたげてきた。

番組は、ベニー・レベルさんというイラン出身のドイツの写真家(19歳でイランを出て20年ぶりに帰国と言っていたからたぶん39歳。目鼻立ちのはっきりしたさわやかハンサムくんである。さすがイラン出身)が6週間かけてイランのほぼ全土をまわって国立公園や自然保護区の希少動物を撮影する様子を、誰かが撮っているというもの。
イランというと、どうしても大変に閉鎖的なイメージがあるが、よく撮影許可が出たものだ、と正直思う。(イラン出身のヨーロッパ在住の人は余計スパイ疑惑をかけられたりしないものだろうか?)

今まで映画で南部の乾燥地帯(「少年と砂漠のカフェ 」「ダンス・オブ・ダスト」など)や乾いた空気に家に塗られた青色が美しい田舎(「友だちのうちはどこ?」等)や島のの風景(「一票のラブレター」等)を観てきたが、自然はあくまで風景でしかなくて、私はいつもイランの人々を観て感動してきたものだったのだが、初めて野生動物主体の映像を目にして、いちいち歓声を挙げていた。

1.チンカラ(ガゼルの一種)
2.アジアチーター(イランにしかいない)
3.トラフズクの雛
4.ハザン(野生のヤギ)
5.ギリシャリクガメ
6.ナキウサギ
7.モンペリエヘビ
8.バッタ
9.コウジョウセンガゼル
10ニシブッポウソウ
11ペルシャハイフライヤー(イランで交配された鳩)
12イノシシ
13ヒグマ
14オジロ??
15ハシグロスナモグリヘビ(とても小さい!ヘビ。サソリ以上のパワーがある、と言っていたのは毒のことだろうか?)
16ヤギ(遊牧民の家畜)
17ヒトコブラクダ(野生)
18ペルシャノロバ(オナガー)
19クロハゲワシ
20ムフロン(野生のヒツジ)
21カスピアカシカ
22ペルシャヒョウ
23キンイロジャッカル
24スイギュウ
25オオフラミンゴ

岩合さんみたいに信じられないくらい近寄って撮影する。
(しかもレベルさん、さわやかなままで、ちっともどろどろにならないのが不思議だ。ほんとは蚊がいたりして大変らしい。)

イランの野生動物はヨーロッパの亜種よりも大型のものが多いようだ。
固有種も多い。

イランよ、イランの若者たちよ、イランの美少年たちよ。
やっぱり戦争なんて絶対してはいけないよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿