2014年12月30日火曜日

動物の鳴き声

図書館のリサイクル本として入手していた『マルシャークのこどもの芝居の本2』を読んだ。
収録されているのは
●魔法の笛ふき
●コーシカの家
の2編。

『コーシカの家』はとても有名な詩の形式の戯曲だが、この日本語訳だと、ある程度は調子を整えているのだけれど、リズミカルにすらすら台詞が言えるようになっているかと言うと残念ながらそこまではなっていない。
また、雄鶏がククリクーとか、豚がフリューフリューとか、ロシア語の擬音を説明なくそのままカタカナ書きしているが、日本の子どもに通じるのだろうか?とちょっと疑問。
この点がなんだか中途半端(タイトルの「コーシカ」からして、ロシア語の猫のことで、他の訳では『ネコさんの家』とでもなっていたかと思うが、固有名詞扱いのようでもありそうでないようでもあり、もやもやした気持ちになる)、ではあるものの、マルシャークのお話を今さらながら楽しめた。



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