2014年11月24日月曜日

映画鑑賞メモ書き

東京国際映画祭の記録もできないでいる中、ポーランド映画祭と東京フィルメックスに突入してしまった。

ポーランド映画祭 「罪物語」
昼ドラっぽい話でちょっと退屈。その手のストーリーとしては王道を行くようでいいんだけど、なら90分以内にしておいてよ。
ポーランドの歴史がわかっていればもっと楽しめるのだろう(19世紀末という設定らしい)。ルーブル使っていたりロシア語が出てきたり、でも政治的にうごめいている様子は表れない。
美貌にして薄幸のヒロインはねえ…。あまり共感はできないな。

東京フィルメックス映画祭 「プリンス」 
第1回受賞作「ジョメー」主演の若者ジャリル・ナザリのその後を追ったドキュメンタリー。私は「ジョメー」を観ていないが、元気に生きていてほっとした。イランを代表するような美形というわけではないが、丸顔で親しみやすい笑顔が魅力のジャリルくんである。
が、本当の苦労についてはなかなか伝わってこないなというのが正直なところ。
むしろ前作で共演し、その後の彼を援助し、作品化した監督マームード・ベーラジモアさんのことを知りたい。
それにしても何だな、ハンブルク映画祭主催者は難民の彼を招待するからには後のことまで責任持ってケアするべきではないか?勿論不用意に出国してしまった彼も甘いと言えばそうなのだけど。
収容所管理人の露骨、もとい率直な発言にもショック。


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