「12の椅子」に書いた「バテー、おめでとう」では、
БАТЭ прошел четыре тура в квартете Е без поражений и, набрав 10 очков, ниже второго места уже не опустится.
という露文の文法解説をしているのですが、グループリーグの1グループが4クラブごとになっているので「カルテット」という単語を使っているのがちょっと凝っています、というところ。
さて、今日は銀座のヤマハホールに、モスクワ・カルテットのグランプリ・コンサートを聴きに行きました。
上司の一人の持ち込んだ無理難題に悩まされた一週間だったが、結局解決せず。
来週に持ち越しになったのが心残りながら、開演ぎりぎりにホールに滑り込むことになったのでした。
ドムラと作曲・編曲担当のツィガンコフさんとグースリとピアノのシェフチェンコさん夫妻と、バラライカのザジーギンさんとピアノのゴトリブさん夫妻という、二組の夫妻によるカルテット。
第一部がいわゆる西欧音楽のプログラム。
*ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」序曲
*サラサーテ:カルメン幻想曲
*フロロフ:「ポーギーとベス」の主題による幻想曲
*ラフマニノフ:エレジー イタリアンポルカ
*パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭
(定訳だと「ベニスの謝肉祭」かな)
第二部はロシアの民族音楽中心のプログラム。
*ブダーシュキン:四重奏コンチェルト「一週間」と「トロイカ」
*アリャビエフ:「ナイチンゲール」
*ツィガンコフ:ロシア民謡変奏曲
*スヴィリドフ:組曲「吹雪」よりロマンス
*ツィガンコフ:序奏とチャルダーシュ
*ツィガンコフ編:ロシア音楽メドレー「カリンカ」→「ヴォルガの船曳歌」→「ステンカ・ラージン」→「百万本のバラ」→「カチューシャ」→「ポルシュカ・ポーレ」→もう一度「カチューシャ」→「カリンカ」
アンコール
「二つのギター」(+「黒い瞳」をアレンジ)
「行商人」
ロシア音楽の方がノリはいいです。
聴衆の方も。
楽しかった。
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