「絵本の黄金時代 1920-1930年代 子どもたちに託された伝言」展
1.アメリカの1920-1930年代の絵本
2.ソヴィエトの1920-1930年代の絵本
3.黄金時代への道 と称して「黄金時代」前史、ジャポニズム、モダニズム、日本の絵本
4.フランスの1930年代の絵本
5.日本への伝承
6.美術家の絵本
だいたいこんな構成。
アメリカの絵本には猫がたくさん出てくる。
ガアグの『100まんびきのねこ』↑にとどめをさすけど。
移民作家たちにはハンガリーのミシュカ・ピーターシャム、ロシアのフェードル・ロジャンコフスキー、アーチバシェフら。
北欧からの画家・作家もいる。
この時代のことなので、<Our Lenin>なんて絵本も作っていたのですね。
ポタムキンというのはロシア人っぽい名前だけど。
この時期出版社の担当者には女性が多かったようだが、良家のお嬢様が名門女子大を卒業後の進路として、出版社の児童文学担当、という流れがあったという話。
ソヴィエト編は、まさに「ソヴィエト」部分はまあまあだった。
最初の方、ウラジーミル・レーベジェフ、ウラジーミル・マヤコフスキー、ウラジーミル・コナシェーヴィチと、偶然にもウラジーミルさんが3人並んでいた。
充実してはいたけど、先行のロシア絵本の展覧会で観たものが多く
(ポスターになるなど、一応この展覧会の目玉であろう『海と灯台についての私の本』↓は初見だろうが)、既視感強し。
ビリービンの本が並べられているだけ…。
もっと少し工夫が必要では?
3.ではビリービンとリシツキー。
また、フランス部門にロジャンコフスキーがいっぱい。
あとエクステルも。
6.はミロとローランサンです。
また噴水。
ペテルゴフじゃなくて、上野の公園のです。
0 件のコメント:
コメントを投稿