アレクサンドル・メルケルがFIFAオフィシャル・サイトで「ドイツ代表入りを目指す」とのたまったそうで、我がブログ「12の椅子」はいつもにもまして「首相の息子と呼ばれて」にアクセスが集中しています。
FIFAのインタビュー記事は見ていないんだけど、ФНКの記事は、これを書いたらすぐ、訳を解説を「12の椅子」に載せるつもり。
たいしたことは言っていません。
「ドイツ代表に入りたい」ってだけです。
それがいいと思いますよ。
現にドイツ国籍なんだから。
さて、今日は「太陽に灼かれて」続編、「戦火のナージャ」(Утомлённые солнцем 2: Предстояние
)の試写会に行ってきました。
観たくない気持ちが90%くらいだったんだけど、何せアルトゥール・スモリヤニノフくんが出演するので、ファンクラブ日本支部(現在確認できている会員は約3名)幹部としては、やはり観なければならないわけですよ。
で、まずアルトゥールくんですが、ロシアで既に観たというKさんには
「スモリヤニノフ、あれ、出ていましたっけ?若い兵士役?すみません、わかりませんでした」
と言われてしまいましたが、その通り、若い兵士役でした。
(ドアの子です。なかなか印象深い役柄でしょ?「9 рота」と被るけど。)
しかし、アルトゥールくんを観る以外、この映画の見所はありません。
全くもってよくもこんな続編を作ってくれたものだよ、ミハルコフも。
まあつまらなくはない。
2時間半飽きさせない。
でも…Kさんが酷評していたように、「これだけの巨費を投じ、すごい役者たちを使っていながら、心に残るものが何もない」。
そうなの。残るものがない。
衰えたなあ、ミハルコフ。
「太陽に灼かれて」が名作だっただけに、凄く凄く残念な作品だ。
焼き直しが多いのですよ。
橋爆破のところはゲルマンの「道中の点検」
船撃沈シーンは「トルペド航空隊」
ジプシーダンスは「持参金のない娘」
ドイツ兵たちが村人を焼き殺すところは「炎628」
とか、「鬼戦車T-34」とか、とかとか。
「白銀の戦場 スターリングラード大攻防戦」とか。
既視感ありありで、がっかりだ。
こんなだったら、「ズヴェズダ(邦題度忘れ)」の方がまだいいよおおおお。
それに、あのラストは…「レッドクリフ」かい???!!!
あと、ナージャ(ナジェージダ・ミハルコワ)ばかりが脚光を浴びますが、アンナ・ミハルコワやアルチョム・ミハルコフら、ミハルコフの他の子たちも出演しています(チョイ役ですが)。
アルチョムはアルトゥールと同年代で、「第9中隊」「ジャラ(熱気)」なんかでたびたび共演しています。
なので、アルトゥール及びアルチョムのファンには必見。
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