最初に重いイタリア映画を観て(神保町)、次に“エキセントリックコメディー”でアルトゥールくんを観る(新宿)。
そしてベラルーシの狼少年伝説の映画を観る(日比谷)。
久々に3本固め打ち。
アルトゥールくんの映画であるが、ロシア映画のオーソリティーによれば
「困った映画」
「ロシアでは散々だった」
とのこと。
アルトゥールくんが、ではないですよ、監督がです。
監督は困ったことにセルゲイ・ボドロフという、まあまあの名人監督なんですがねえ。
女優出身のオマローヴァも有望若手なんですが。
あんまり期待しないで、ただただアルトゥールくんが出演するからというので、前売り券まで買って、わざわざ初日に観に行った!
アルトゥール・スモリヤニノフファンクラブ日本支部の義務として。
最初はマフィアの子分の役かなんかかと思っていたけど、チラシをみると制服姿なので、国境警備隊とか警官とかそういう役なのかと。
そしたら初っ端から登場。
刑務官か。
と思う間もなくあっという間にその場面は終わってしまい、「えーーーー、これだけーーーー??」と不満がふつふつ湧く中で、あとのストーリーを追う。
期待値は異様に低かったけれど、実は割と楽しめた。
で、そのあとも、もう一回アルトゥール登場場面あり。
結構いい役だった。
でも・・・ファン目線のみでなく、純粋に映画ファンとして言うが、アルトゥールやロザノヴァの活躍場面をもっと増やしてくれたら、もっと面白い映画になっていただろうに、少々残念だ。
パンフレットで、西さんが“エキセントリック・コメディー”と分類して、ガイダイの「ダイヤモンドの腕」や「コーカサスの女虜」を例示しているのだが、そう言われれば「コーカサスの女虜」にある種パターンは共通するものがある。
カフカースの慣習を揶揄したあの映画ほど、これがロシアで受けなかったのは、時代がらということも勿論あるだろうけれど、ロシアにとって日本はカフカースより馴染がないってことでもあるのだろう。
主役のヴァジム・ドロフェーエフは、亡きセルゲイ・ボドロフ息子を彷彿とさせる、ぼけっぷりが眩しい俳優だった。
言わずもがな、この映画とは、「ヤクザ・ガール」である。
おおおお、クルィリヤ先制!
マラジェッツ!
コルニレンコが先制ゴールを挙げましたが、その後追いつかれ、ばしばしシュートされましたが、何とか耐え、引き分けでした。
http://www.gazeta.ru/sport/nm/online/football/matches/33714.shtml
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