2011年3月27日日曜日

何度見ても癒される

アップリンクの「百年のロシア」のチケットを4枚買っていて、未見だった「コミュニストはSEXがお好き」と「アンナ・パブロワ」、もう一度観たかった「変身」を観て、はてもう一枚は何を観るつもりだったんだっけ?と。

そうだ、これだ!アブドラジャンだ!
というわけで、昨日観に行ってきた。
これ、4回目か?
最初は94年の中央アジア映画祭。
難解だったり、悲劇的なストーリだったりが多かった中央アジア映画祭のプログラムの中で、このほのぼのっぷりは断然よかったなあ。
このときもチケットが1枚余って「はたして何を観るつもりだったか?」と思って、じゃあこれでいいや、と、最終日の最終回だったのではないか、少なくとも私が観にいける最後の機会だった日曜の夜の回に、ちょっと疲れ気味というか食傷気味になっていたのを、心身ともに鞭打って?、今はなき赤坂の国際交流基金フォーラム(当時は南北線がなく、溜池山王駅もなく、丸ノ内線の国会議事堂駅からとことこ歩いて行ったものだ)に行って観たのが、このアブドラジャンだったのだ。
その後、アテネフランセでの中央アジア映画特集でも、フィルムセンターでのウズベク映画祭でも観たし、一般公開されたときはそれはもう嬉しくてやっぱり観に行った。

今気分が塞ぎがちだと言うこともあって、やっぱり観に行った。



アブドラジャン、ありがとう。
笑えたよ。
どこで笑うか、しっかりわかってしまっているけど、やっぱり笑った。笑えた。

でも、寂しいのは、ムサーコフの頂点はここに極まってしまい、この後の映画は明らかにパワー不足になっていること。

「UFO少年アブドラジャン」

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