確定申告した還付金はもう口座に入っていた。
いがいやいがい(←回文です)
いやはやはやい(←回文です)
寄付金控除は、都道府県の住民税控除に該当するのかどうか領収証に明示していないところは、こちらで確かめて書いたので、少々面倒だった。
「該当する」ことがわかったので、そのNPOには領収証にその旨を書いておいてほしいと要望したところ、1月の領収証からはきちんと書かれていた。
この寄付金控除にはおそらく該当しないのだが、少額ながらずっと寄付をしてきた団体から、ニューズレターが届き、それによればもうすぐ活動を終了するので送金は3月まで受け入れそれ以降は受け付けないと書かれていた。
こういう団体への支援は、会費制の場合は決められた金額を会費として払えばよいのだが、会費制ではない場合あるいは会費以上に支援をしようという場合、自分で一定のルールを決めておく。
この団体、「南部アフリカの教育を支える会」への寄付は、職場で夜8時過ぎまで残業した場合に支給される「夜食代」(1回500円)を充てると決めていた。
1年間で数万円になってしまうこともあったけれど、最近はそれほどでもなかった。(あんまり残業しなくなっているのだ。)
それも最後の送金なのだなあ、と思いつつ、先日3500円の送金をした。
活動を終了するというのは、支援してきた当地のプロジェクトに自立の見通しがついたということなので、喜ばしいことなのだ。
ただ、ずっとずっと支援してきたところなので、終了してしまうことにやはり一抹の寂しさはある。
南アフリカへの関心は、アッテンボロー監督の「ガンジー」と「遠い夜明け」という映画を観たときに始まった。
「神を信じる者も信じない者も、良心にかけて、この法律(アパルトヘイトを規定した南アフリカの法律)には従わない、と誓いましょう」
アパルトヘイトに抗する人々が、そういうふうに言って、それぞれの宗派を乗り越えて力を合わせて誓い合う場面が「ガンジー」の中にあるのだが、宗教的な良心にかけて法律に従わないということはどういうことなのだろうか?(しかもそれがやっぱり絶対に正しい選択だと私にも感じられるのはどうしてなのだろうか?)と、心にひっかかった。
良心にかけて守れない法とは何なのだろう?
実を言うと、その後私の関心は南アフリカからかなり遠ざかった。
南アフリカでワールドカップが開催されることになっても格別それは高まらなかった。
(イランなど応援している国が出場しないことになったので、ワールドカップ開催中も冷えたままだったことは言うまでもない。)
それでも、ニューズレターが届いて読むときだけは、昔々の感慨を思い出していた、というのも嘘でない、ほんとうのことだ。
現在、『ショック・ドクトリン』を読んでいる。
南アフリカが変わろうとしたときに、冷淡だったことがいかにも悔やまれるのだが、ほんとうに南アフリカの人々が大変なのはANCが迷走している今(マンデラ以後)なのかもしれないし、これでハッピーエンディングというわけにはいかなそうだとも思う。
「夜食代」は、今後別のことに使うことになるだろう。
例えばチェルノブイリ関係団体とか。
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