2012年2月3日金曜日

太郎の上に雪降り積む

南方産の果物を、北国の友人たちに送ったのだが、一昨日の朝、大雪のため道路で多数の自動車が立ち往生というニュースを知る。

青森の友人の家に電話を架けてみると、果たして雪は玄関を塞ぐほど降り積もり、外に出られない状態で、新聞も前日から来ておらず、外界と途絶しているのだと言う。
まあ停電してはいないので、そのうち誰かが雪かきしてくれるのを待っているのよ、そんなに心配しないで、食べるものも元々行ける時にたくさん買っておいているから(東京みたいに近くの店でいつでもちょこちょこ買えるものではないからね)大丈夫だし、と、そんな感じだった。

ニュースに接した時に想像した以上に大雪による生活への影響は出ているのようなのだけれど、友人の口調は諦観に達している。
例の果物が届くのにあとどれくらいかかるのだろうか?大丈夫だろうか?
かなり間の悪い時に送ってしまったのだろうか?

一方、宮城の友人からはさきほどお礼の電話があり、無事届いていた。
やはりこの冬は寒くて、雪は20センチくらい積もっている、溶けないうちにまた降ってくる、とのこと。
友人は長野の出身(松本付近)で、東京育ちの私よりはずっと寒さや雪にも慣れているはずだけれど。
友人の声を久しぶりに聞いた。
思えばずっとずっと手紙とメールのやり取りだった。

明日の朝から、私も毎日文旦をいただく。

P.S.
青森の友人から「届いた」という電話があった。
よかった。
日本の宅配業者の方たちは偉大だ。

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