「12の椅子」に久しぶりに新しく投稿した。
クルィリヤ=ソヴェートフの創立記念日の話。
でも、さきほどディナモとの試合には負けてしまった。
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ対ディナモ・モスクワ
試練の時が続く。
ディナモは一気に順位を挙げた。
最初の躓きさえなければ、優勝争いしたのにね。
さて、今日は府中グリーンプラザのけやきホールに「カプースチンのしらべ 11人もいる!」に行ってきた。
このコンサートのチラシは、たぶんオーケストラ・ダスビダーニャでいただいていたのだろう。
作曲者のカプースチン(このコンサートは全曲カプースチンの作品なのだ)が何者かについては多少書いていあるのだが、主催者・演奏者が何者かについては全くの謎という、不思議なチラシだった。
ウクライナ生まれで、「クラシックでありながらジャズ風の曲を書く」というので、アップリンクに何度かロシア・ジャズを聴きに行った身としては、無関心ではいられない。
カプースチンという名前には聴き覚えはなかったけれど、あの«ホット・ロマンチカ&クール・ファンタスチカ»のお二人のように、楽しませていただけるのではないだろうか?と期待して、府中に赴く。
けやきホールは府中駅からすぐ、でも入口が地味で暗くてあんまり美しくはない。
しかも、ロビーの受付近くのソファーに腰掛けて待とうとしたら、真新しいドレッシングのようなものがこぼれているのだった。
誰かが(おそらく出演者の一人)が直前にそこで食事をしてこぼしたようだ。公共の場を汚さないように!こぼしたり落としたら後始末はきちんとしよう。
受付にいるお嬢さんたちも堂々とそこで食事をしていたが、あまり感じのいいものではない。
皆さん、明るく「いらっしゃいませ~!」という雰囲気ではなく、愛想が悪いわけではなく、仲間内だけで盛り上がっているというわけでもなかったが、コンサート開催に慣れているようではなかった。
しかし、内容はとてもおもしろかった。
確かにジャズ風だけれど、セルゲイ・クリョーヒンとかブートマンとか、あらゆることがありのアトラクションやパフォーマンスに満ち溢れた「ロシア・ジャズ」の世界とは一線を画す、しっかりクラシックの範疇のコンサートだった。
カプースチンが大好きで楽しそうに弾いている人と、苦労して弾いているようでこちらがはらはらしてしまう人とがいたが、「こんな作曲家がいるのか!」「こんな曲があるのか!」と新鮮な感動があった。
プログラムは第1部がピアノで
1.シンフォニエッタop.49より第一楽章 序曲(連弾)
2.異なる音程による5つの練習曲op.68より第1曲・第2曲・第5曲
3.変奏曲op.41
4.8つの演奏会用練習曲op.40
第2部は弦楽器や管楽器を加えた作品で
5.11の楽器のための協奏曲op.90
(弦楽五重奏+木管五重奏)+ピアノ
6.ピアノ五重奏
7.フルート、チェロとピアノのための三重奏曲op.86
何度も書くが、刺戟的でおもしろかったが、特に親しみやすく楽しめたのが1.と3.5.だ。
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