イラン映画祭で「牛」や「駆ける少年」をユーロスペースで観たせいなのだろう、アッバス・キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」もユーロスペースで観たのかと思っていた。
(ユーロスペースと言っても、渋谷南口に会った頃の話。)
VHSからダビングしたDVDに画像を印刷するために、イラン映画関連ファイルを出してみてわかったのは、「そして人生はつづく」はユーロスペースだったけれど、「友だちのうちはどこ?」は銀座テアトル西友(当時)だったということ。
そのときピックアップしたペルシャ語のチラシ
読めないけれど。
この映画が上映されていた90年代前半には今よりも街中にイラン人がたくさんいて(怪しげな人が多かったのも事実だが)、キアロスタミの映画を観に行くと、彼らが前の方の座席を占拠して実に嬉しそうに観ていたものだった。
日本でペルシャ語の映画が観られるとは思っていなかったのではないかな?
日本人は、特にミニシアターを観に行く人は、前方より後方の座席を好むものだから、何となく遠巻きに彼らを観ていた。
微笑ましいものだった。
この映画館が5月いっぱいで閉館なので、記念に載せておきます。
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