私自身は日本公開を待ち望んでいるロシアのサッカー映画「その試合」(仮題)は伝説の試合、ディナモ・キエフの死の試合という、サッカーファンならすぐ飛びつきそうな題材を得ておきながら、且つ主演もそこそこの俳優が演じていながら、あまりヒットしなかったらしい。
当然日本公開もされておらず、DVDでもまだ日本では発売が予定されていない(と思う)。
「その試合」の興行的失敗にも懲りず、ロシア映画界は今度はまさに伝説の選手、現在までのところ唯一のバロンドール獲得GKであるレフ・ヤシンの映画を撮ることにしたわけだ。
Фильм о Льве Яшине будет называться "Они играли за Родину"
監督はアルメニア生まれのカレン・オガネシャン。
レフ・ヤシンを演じるのはマクシム・マトヴェエフであるらしい。
マトヴェエフは「スチリャーギ」に出演していた人。
モスクワ芸術座(チェーホフ名称)では「リア王」、チュフライの映画で知られる「女狙撃兵マリュートカ」(原題は「41番目」)等に出演している(タバコフ劇場にも出ている)若手俳優。
でも映画のタイトルが「彼らは祖国のためにプレイした」って…身も蓋もないような、全くセンスないなあ。
この映画会社は「背番号17のレジェンド」というアイスホッケーの試合の映画をヒットさせているらしいけれど、ヤシンの映画がこんなタイトルではソ連以外では退いてしまうぞ。
(ロシア人はこれで感動するとでもいうのだろうか?)
まあいいか。映画が完成したら(今秋の予定か)、試写会にシュニンを始め、ディナモの面々が招待される、とかないだろうか???
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