2010年10月10日日曜日

チェブが帰ってきた

母の誕生日のケーキを買いに、吉祥寺へ。
実は別の思惑もあったのです。
それは・・・
  ロンロン改めアトレ、グランドオープン記念期間限定チェブラーシカコラボ、これはワッフルケーキのエール・エル。
10個入りワッフルの箱にチェブの帯紙がついて売られています。
(それだけです。中身はいつもと一緒。)

こちらは特製プリンケーキ。チェブラーシカが描かれたケーキ。
一日10個限定。
ちょうど10個目がお買い上げとなり、「本日終了」となったところでした。
完売御礼!

チェブラーシカを初めて観たのは、たぶん親が働いていた劇団の資料室。
もちろん字幕はなかった。
当時のソ連のアニメーションにしては台詞の多い作品だったので、あんまり理解できず(特にシャパクリャークの存在はよくわからなかった)、特に親しみ深いわけではなかったというのが正直なところ。
カチャーノフ作品では「てぶくろ」や「手紙」の方が、子ども心には素直に届いた。

字幕付きで初めて観たのは、この吉祥寺で、バウスシアターのアニメーション特集でだった。
そのときも凄くいろいろなアニメーションを観た、その一つだった。
トルンカの「手」「チェコの古代伝説」、ソ連の文芸作品「この悲しみを誰に伝えよう」等々に心奪われたものだが、一方「チェブラーシカ」の話をようやく<わかって>、嬉しかった。
ゲーナっていい人…じゃなくて、いいワニだなーと感激し、シャパクリャークもなかなか傑作なキャラじゃないかと思いいたった次第。

バウスシアターは、ロシア・旧ソ連やチェコのアニメ、オペラ・バレエ映画、文芸映画、ペテルブルグ特集、SF映画特集等々、よく観に来たものだけど、最近はちょっとご無沙汰している。
他でやることが多くなったからか。
でも、チェブラーシカの原点は、ある意味、ここ吉祥寺なのだ!

今のチェブラーシカブームは、チェブが、チェブのみが、「可愛い」癒しキャラとして突出して売れている感があるけれど、ゲーナやシャパクリャークやレフ・チャンドルも素敵な登場人物、いや一部登場動物なのであって、彼らのグッズももっとあって欲しいんだよな。
と思いつつ、チェブグッズを集めてしまうのだった。

ちょっと前のローソンのお菓子も、だいぶ買ってしまった。
まだキャンディーが山と残っている。

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