2012年11月23日金曜日

今、どうしているの?

よく「祈りに覚えて」という。
その人・そのことを思い起こして、その人のために祈ること。
毎日のお祈りの時に、その人を思うこと。
その人を忘れないこと。

この一週間ばかり、欠かさず祈りに覚えていたのはアントン・シュニンのことだった。
土曜日に中継されていた試合を観ていて、危ない、これはまずいと嫌な予感がしながら誰ひとり彼を救えなかったのが、酷くショックだった。
(もっと早くゲームを止めるべきだったのだ、今にして思えば、だが。)
今日の連盟の決定では、かの試合はディナモ3-0ゼニットとなり、またディナモはルビン戦の、ゼニットはツェスカとアンジの試合が無観客になる予定。
確かに主催者ディナモの管理は、爆竹だの発煙筒だのを持ちこませてしまっている時点で大いに悪かったといえる。
何かしなければならないのは確かだけれど、罰するとか、フーリガンを取り締まる法律を作るとか、そういう方向に話が進んでいる。
でもこれはきっとシュニンが望んでいることではないだろうなあ。

彼の目や耳についての再診断も今日あったはずだけれど、回復しつつあるけれど全快ではない、まだ問題があるという。
当然次の試合には出ない。



毎日新聞の夕刊に、突然バフティヤル・フドイナザーロフの名前を見つけた。
ローマ国際映画祭のオープニングで「海を待ちながら」В ожидании моряが上映されたのだという。
2011年の作品だが、なんとこれがワールドプレミアであるらしい。
アルトゥール出演作の「スーツ」Шикはなぜか日本での一般公開がないままで、そのあと監督はどうしているのだろうかと、気になっていた。
「スーツ」ともども日本で公開されてほしいものだ。

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