(そうこうしているうちに、東京にも台風はやってきたのだが。)
旅行は被災地への旅となり、しかし救援とかボランティアとかではなく、かなり純粋に観光旅行。
気が退ける。
でも、少しはお金を落とすことにもなるかと、前向きに考えることにする。
出迎えて案内をしてくれる知人に、「大丈夫なのだろうか」と不安を漏らすと、
「自分は晴れ人間だから、この週末は晴れる!」
といやに断定的に言うのですよ。
とは言え、当初考えていた世界遺産の「熊野古道」方面は、交通は寸断され、危険であろうというので断念し、別の案(後述)を地元民のその知人が手配してくれました。
というわけで、23日に南紀白浜空港からすぐアドベンチャーワールドへ。
「何を観たいか、どう回るかはそっちで調べて確認しておいて。いろいろイベントも日替わりであるみたいだから」
と、知人に言われ、前日深夜までガイドブックとアドベンチャーワールドのHPを見ながら、タイムテーブルをエクセルで自作。
なので、アドベンチャーワールドに入ると、
「1:00に“サーバルキャットのお散歩”があるから、ここで待ちましょう」などと仕切り始める私。
(でも、サーバルキャットは直前まで姿を見せなかったので、「本日の出演動物にサーバルキャットは書いていないよ、体調が悪くて中止になったんじゃないの?」とか懸念も出され、私も不安になった・・・けれど、「いた!サーバルキャット!来た!」と、一安心!)
「次はホッキョクグマのおやつタイム」
「それからラッコのお食事タイム」
「マリンライブでイルカを見る」
「このアニマルアクションとアシカのふれあいタイムは明日はないから、今日見逃さないようにしなくては」
やれやれ。
「あと、スカイコンタクトに鷲が出演するみたい」
「猛禽類はいいな、それ観よう」
などと、せわしくこなしながら、ケニア号の最終便に乗り、サファリワールドを概観。
いるいる、ライオンやら、チーターやら、アムールトラやら、ユキヒョウやら、猛猫の皆さんが。
寝そべっているライオンたち
アムールトラ
しかし、ここでも私が「あんまり上手く撮れない」と呟いていたら、
「じゃ、明日はスカイアドベンチャー号(二階建てバス)の二階席を取ろう」
と気を使ってくれる知人でありました。
いや、上手く撮れないのはあくまで私の腕前の問題だと思うんだけど。
その後観覧車に乗り、結局閉園時間ぎりぎりまでいたのでした。
(自分でも、こうなると思っていました。)
観覧車から観たライオン。
帰宅を急ぐ(夕食が楽しみな)様子。
それから知人の取ってくれた宿泊先に向かいましたが、知人にとってはそこは家族旅行で何度も訪れた思い出の場所だったようです。
(この先の道程でも、時折そういうノスタルジーに浸っている場面があった。)
しかし、知人はゆっくり思い出に身を焦がす暇もなかったのでした。
ここで母が「夕陽を観に海岸に行きたい」と言い出したのです。
知人はさんざん私に振り回されて疲れていたと思うのですが、「それじゃあ夕陽の名所に」と車を出してくれました。
年に二回、春分と秋分の日にはちょうど洞窟の間に夕陽が落ちる、円月島。
↑
これは私が撮影したものではなく、南紀白浜空港にあった写真です!
実はその日はまさにその秋分の日でして、南紀白浜空港もアドベンチャーワールドも白浜もさほど混んではいなかったのですが、夕陽の絶景ポイント(だけ)はびっしり車が密集(違法駐車?)していました。
さすがにそこの夕陽はハラショーでした。
一日目おしまい。
一日目の猫類のいる場所は、アドベンチャーワールドでした。
白浜のその他の場所では猫は見かけませんでした。
母はそれをいたく残念がっていました。
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