2012年12月2日日曜日

鉄道映画

先週は、初日及び二日目のサービスということで、ズブロッカを供されたポーランド映画祭、なので「ズブロッカ映画祭」と仮に名付けたわけですが、とっても盛況です。いつも立ち見が出ています。
(でもストレートじゃないです、恨みがましく繰り返しますが。)

全ての作品を観ることはとてもできないのが残念です。
これまで観た作品について述べると、やはり戦争の傷跡が描かれた重い或いは暗めのものが多いのですが、割とコメディーもおもしろい。
ジャズ風の映画音楽が結構素敵。
ポランスキやスコリモフスキは俳優としても活躍しています。
「灰とダイヤモンド」主演のズビグニェフ・ツィブルスキは実にいろいろ出演してして、早逝が惜しまれます。
日本で言えば松田優作、ロシアで言えばヴィクトル・ツォイやセルゲイ・ボドロフ息子みたいな感じか。
それと、列車内や鉄道が舞台の映画がいくつもありました。
「鉄路の男」
「夜行列車」
「列車の中の人々」

「沈黙の声」(主人公はミロスラフ・クローゼ風の佇まい。但し情けないドン・ファン)は冒頭とラストだけだが、列車の場面は印象的。
「愛される方法」は飛行機の中。
「パサジェルカ」は客船。

現実には列車の旅がそんなに好きなわけではないのに(特に寝台列車は一泊で充分。眠れないことはないけれど、夜はやはりバスタブに入って疲れを取りたいのです)、観ていたらモスクワ・ペテルブルグ間やキエフ・オデッサ間の寝台車が懐かしくなってしまいました。

でも一番好きな鉄道映画はフドイナザーロフの「少年、機関車に乗る」です。

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