2013年2月18日月曜日

チェリャビンスクの記憶

例の隕石のニュースを目にした時、チェリャビンスクって隕石が落ちやすい場所なんじゃないだろうかと一瞬思ってしまった。

なぜかはわからないが、かの地に隕石が落ちたことがあるような気がしたが、果たしてそうだったのだ。
「隕石が見つかるロシア6地域」より、「チェリャビンスク クナシャク隕石雨」を参照のこと。

しかし、チェリャビンスクという地名をなぜ知っていたのかというと、服部倫卓先生がご自身のブログで「チェリャビンスクならオレに任せろ」と詳しく書かれている中にあるように、チェリャビンスク州には軍事・原子力関係の施設がある秘密都市である「チェリャビンスク65」=オジョルスクがあり、そこは1957年及び1967年に「ウラルの核惨事」が起きた場所である、というのが記憶の隅に残っていたからだ。

10年の間に2回も大事故が起こっているのだ。
ソ連の秘密主義によるところが大きいのだろう。

それは10年前に読んだ『黒い瞳』(ファイナ・ブラゴダーロワ著佐伯靖子訳教育出版2002年刊)に描かれていたものだった。

今回の隕石落下は避けようのない自然現象であったと言えるが、核施設は今回ほんとうに大丈夫だったのだろうか?とかなんとか、いろいろ疑念を持ってしまうのだ。

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