いつのまにかウファに日本人選手が移籍していた。
Йосуке Сайто прибыл на просмотр в «Уфу»
斉藤陽介選手は、ウファの前にはラトヴィアのヴェンツピルスでプレイしていたそうだ。
ロシア語もたぶん話せるのだろう。
FKウファは、現在一部リーグ9位。
創立は2010年12月だけど、2009年創立の«Башинформсвязь-Динамо»を引き継いでいて、その«Башинформсвязь-Динамо»は «Динамо РБ»をベースにしている、とある。
選手たちの愛称が«Горожане»(ゴロジャネ:都市住民)とあるが、一瞬冗談かと思ってしまった。
今シーズンが始まるときに、「ロシア一部リーグ(2012-2013)のクラブ」で書いていた(けど、自分でも忘れていた)が、前シーズン二部リーグウラル・沿ヴォルガ地区2位だったけれど、一部リーグ所属のクラブのうち、ディナモ・ブリャンスクが撤退するに伴ってその代わりに、いわば棚ボタ昇格したクラブなのだ。
若い選手が多く、ロシア代表経験者はいなくて、ユースの代表ではGKのエヴゲニー・コボゼフ、MFアレクサンドル・ヴァシリエフ、MFユーリー・キリロフ(←この人はそこそこ知られている)。
ウファはロシアの沿ヴォルガ連邦管区バシコルトスタン共和国の首都。
沿ヴォルガ連邦管区でサマラ州に隣接しているバシコルトスタンだけど、ヴォルガ川流域ではなくて、南ウラル山脈の西麓。
寒い土地という印象が強かったけれど、シベリアではなく、ヨーロッパ側だったんだ。
「~スタン」だから、元々ムスリムのバシキール人の土地。(現在はロシア人の方が多い。)
あと、バシキールといったら、なんといっても蜂蜜が有名!!
歴史は浅いけれど、この冬の移籍情報ではちらちら名前が挙がっていたから、石油系の新興お金持ちクラブなのかもしれない。
一部リーグの現時点での順位表
※1,2位はプレミアリーグに昇格
※3,4位はプレミアリーグ13,14位と入替戦
※16~20位は二部リーグに降格
※本来20チーム。2012-2013シーズンは4チーム撤退し、1チーム(それがウファ)特例で昇格させて17チーム。
М Клуб И В Н П Мячи Очки
1 ТОМЬ 21 15 4 2 42-22 49
2 УРАЛ 21 13 6 2 46-13 45
3 СКА-ЭНЕРГИЯ 21 9 9 3 24-16 36
4 НЕФТЕХИМИК 21 10 5 6 31-24 35
5 СИБИРЬ 21 9 5 7 24-22 32
6 БАЛТИКА 21 9 5 7 23-24 32
7 РОТОР 20 9 4 7 18-14 31
8 СПАРТАК-НАЛЬЧИК 20 9 4 7 17-20 31
9 УФА 21 8 7 6 22-22 31
10 ПЕТРОТРЕСТ 21 7 3 11 22-29 24
11 ЕНИСЕЙ 21 6 6 9 19-21 24
12 ТОРПЕДО М 20 4 8 8 22-29 20
13 ШИННИК 21 4 7 10 19-28 19
14 МЕТАЛЛУРГ-КУЗБАСС 21 5 3 13 11-26 18
15 САЛЮТ 20 4 6 10 13-22 18
16 ВОЛГАРЬ 20 3 9 8 14-24 18
17 ХИМКИ 21 4 5 12 16-27 17
それから、斉藤陽介選手については、本田・広山・松井といった、これまでロシアリーグでプレイした選手と同様、移籍が決まったその日までその存在を知らない選手だった(なぜか巻さんだけは知っていた)が、都立高校出身者だというので、俄然親しみが沸いてきた。
(と言っても都立目黒高校のことも、今まで知らなかった。私立の目黒高校はラグビーで知っていた。)
ピアノコンクールに出場したこともあるって、まあ!それじゃ高橋健一郎先生みたい?!
どんなレパートリーを持っているのだろう?
0 件のコメント:
コメントを投稿