ロシアはカメルーンとの親善試合をスコアレスドローで終えました。
Не укротили "львов"という見出しに、一瞬「リヴォフがどうしたって?!」と、頭の中に大きな疑問符が。
そうかそうか、львовはлев(ライオン)の複数対格(男性活動体)。
カメルーン代表の愛称は「不屈のライオン」でしたっけね。
ロシアの出場選手はというと、4日のユーロ予選対アルメニア戦とはがらっと入れ替え、
Малафеев, Березуцкий, Янбаев, Шишкин, Березуцкий (Бурлак, 46), Шешуков (Семшов, 46), Билялетдинов (Торбинский, 76), Глушаков, Дзагоев, Рязанцев (Жирков, 55), Погребняк
へえー、いつのまにかリャザンツェフ呼んでいたんだ。
えっ?ブルラクまで?!
おお、デビューしたか、タラスくん。
というわけで、今までなかなか若手を験さなかったアドフォカートが一気に3人もデビュタントを送り出しました。
В стартовом составе национальной команды дебютировали Александр Шешуков из "Спартака" и Александр Резанцев из "Рубина", а после перерыва к ним присоединился железнодорожник Тарас Бурлак.
*アレクサンドル・シェシュコフ(スパルターク・モスクワ)
*アレクサンドル・リャザンツェフ(ルビン・カザン)(↑ではРезанцевとなっていますが、Рязанцевが正しい)
*タラス・ブルラク(ロコモチフ・モスクワ)
の3人。
このうち、リャザンツェフは2シーズン前のCLグループリーグの対バルセロナのアウェイ戦のミドルシュートで一時的にグローバルに名を知らしめた(何せ天下のバルセロナがホームで田舎のクラブのスーパーサブにゴールされて敗北したのですから)「実績」があります。
シェシュコフは83年オムスク生まれ、ということで、ジーマ・スィチョフと同郷・同い年。
タラス・ブルラクは、ロシアの「期待の若手」、ロシアプレミアのU21枠で最も輝いている子。
しかもDFです。
シチェンニコフ(ツェスカのほぼレギュラー)が怪我でU21の試合に出られず、ロマン・エメリヤニノフ(ザリャ・ルガンスク)のお鉢が回ってきて、あらあらあらだったが、ブルラクは一気にフル代表デビュー。
おめでとう。
てなわけで、私の一押しタラス・ブルラクくん。
紹介記事はこちら。
また、代表デビューしたことについては「別に緊張したりはしなかった」とか言っています。
Надеюсь, это мой второй шаг к よЧМ-2018.
「2018年のワールドカップへの、これが僕のセカンド・ステップになるといいなと思っている」
- А когда же был сделан первый?
「じゃ、最初の一歩は何だったの?」
- В декабре, когда Блаттер вытащил бумажку с надписью «Россия».
「12月にブラッター(FIFA会長)が“ロシア”と書かれた紙きれを取り出した時だ」
*Не укротили "львов"
*Сборная России разошлась миром с Камеруном
*Тарас Бурлак: Я почти не волновался
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