2011年6月14日火曜日

ゼニット、カザンその1

カザン聖堂は、初めて私が国外旅行に行った90年のソ連の風景の中でもとりわけ印象が深かったところです。

当時、カザン聖堂は教会ではなく、「無神論博物館」でした。


聖堂の裏は、投げやりに石が積んであり、修復するんだかしないんだか、はっきり言ってやる気は感じられませんでした。
それでも、聖堂そのものの荘厳な雰囲気に圧倒されたものです。



それと、記憶にすっかり刻まれているのは、銀行橋のところで、このソ連旅行で唯一怖い思いをしたからです。
おじさんが二人向こうからやってきて、そのうちの一人がいきなり抱きついてきたという…。
ものを盗られたとかいうことはなく、それだけで済んだので、何だったのか、未だに意味不明な出来事ですが。
(酔っ払いだったのか?)

現在のカザン聖堂は

教会として礼拝等を行うようになっていて、外観もかなりお直しが進んでいました。

が、銀行橋は片側のグリフィン(右側)が修復中でした。



この郵便局は90年にも訪れた(「東京までのはがきはいくらか?」みたいな会話を試みた)思い出の郵便局だったと思われる。↓



ところで、サンクト=ペテルブルグは、カザンには抵抗感がないようで、ゼニットのスポーツマフラー(写真左)と同時に、ルビン・カザンのマフラー(写真右の一番左)も普通に売っているのでした。
 宮殿広場にて。
 ライバルチームなのにねえ。


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