パラジャーノフというと、「ざくろの色」であり、ソフィコ・チアウレリであり、「火の馬」であり、「火の馬」というと、カルパチヤ山脈である。私にとっては。
だから勿論、カルパチヤというと「火の馬」なのだ。
アテネ・フランセのグルジア映画特集で最も心惹かれるのも、本来グルジア映画の範疇には入らない「火の馬」だったりする。
葬儀の泣き女たちの場面は、その土地の女性たちに一番人気の○○じいさまに実際に棺に横になってもらい「イヴァンコ、どうして逝ってしまったの~~~~!!!!」と迫力ある嘆き節を撮ったという(←スタッフが横たわっていた時の演技と雲泥の差だったらしい)。
アルメニア人のパラジャーノフにとってはもちろん、キエフ・スタジオの人たちにとっても、カルパチヤの少数民族の伝承的なこの物語はエスニックの香りが蔓延する映画であったことだろう。
ところで、現在のカルパチヤであるが、例のウクライナ一部リーグで首位を走るゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロドは、13日の対FKリヴォフ戦でも4-0で圧勝している。
2位はメタルルグ・ザポロジエ。
1 "Говерла-Закарпатье" Ужгород 26 65
2 "Металлург" Запорожье 25 58
3 "Севастополь" 26 54
4 "Арсенал" Белая Церковь 26 50
5 "Крымтеплица" Молодежное 25 49
6 "Буковина" Черновцы 26 47
7 "Гелиос" Харьков 26 40
8 "Динамо-2" 26 37
9 "Сталь" Алчевск 25 36
10 "Нефтяник-Укрнефть" Ахтырка 26 32
11 "Олимпик" Донецк 26 32
12 "Титан" Армянск 26 29
13 "Звезда" Кировоград 26 28
14 "Одесса" 26 26
15 МФК "Николаев" 26 21
16 "Нива" Винница 25 17
17 "Энергетик" Бурштын 26 16
18 "Львов" 26 11
ザカルパチエには、以前にも書いたが、先日日本人選手が加入した。
でも、私がいい加減に探してみたところ、ウクライナ一部リーグの試合の情報は、結果以外わからないままで、この選手が出場したのかどうか確かめることができていなかった。
ということは、出場していないのだろうな、と推察していた。
この推察は正しかったようで、ご本人のブログによると、13日の試合がウクライナデビューだったとのことだ。
マラジェッツ!
結局のところ、ご本人の申告がないと、出場したのかどうかも不明(得点していれば別だが)な、ウクライナ一部リーグである。
プレミアリーグに昇格できれば、次のシーズンはネット観戦も可能になるでしょう。
セヴァストーポリ(現在3位)にも頑張って欲しいけれど。
追記:
ウジゴロドの日本人選手の名前は加藤康弘さんです。
(漢字、合っているかしら?)
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