2012年4月30日月曜日

憧れの人

「12の椅子」のショタ・ビビロフインタビュー、今度は第11問を訳しました。
「憧れの人、尊敬する人は誰ですか?」

チームで尊敬しているのは、ベテランのルスラン・アジンジャルとアンドレイ・カリャカ。
カリャカはヴォルガには2月に入ってきたばかりですが。
年長者を敬うというのは、カフカースの出身のビビロフだから、特にそういう傾向が色濃く出ているのかもしれません。
「彼らはサッカーでも、(サッカー以外の)人生においてもいろいろ経験している」というのですが、まあ旧ソ連の人はそれぞれいろいろあったでしょう。
アジンジャルとカリャカが特別に苦労を重ねた、と言えるのかどうかはわかりません。
ただ、アジンジャル(アブハジア出身)もカリャカ(ウクライナ出身)も、ロシアでサッカー選手を続けるにあたって、ロシア人ではない故の苦労は何かとあったのかもしれず、そういう点でビビロフにも助言をしたり苦言を呈したりしてくれているのかもしれません。

カリャカについては、次の質問でも触れています。

あんまり二人のことを持ち上げていると思ったのか、インタビュアーが「でもサッカーをしているときにはタメ扱いなのでは?」と問うと、そのあとはちょっといきがって、「今じゃ自分のアイドルは存在しない」と、プロとしてのプライドを見せています。


実際、プレイを観ていても、カリャカ、アジンジャルとの相性はよく、信頼しているのだろうというのがみてとれます。

次の試合は2日、今度は勝ってほしい。
ヴォルガは厳しい位置にいます。

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