2012年3月17日土曜日

カフカースのサッカーの虜

「北コーカサスのフットボール」
というテーマで、大平陽一先生のレポートがあったんだそうだ。
しかし、北大のスラブ研究センターで。

確かに、カフカースは、特に山脈の北側、つまりロシア側のエリアのサッカーは、いろいろ注目の的となっている。

まずはアンジ・マハチカラだが、ここについては私自身は特に関心はない。勝手にやってください。
プレミアリーグのチームの中でも、ツェスカと並んで関心の外にあってロシアのクラブ同士で闘っているときは応援していないクラブとなっている。
(つまり私の中では「かたき役」キャラの側にいる。)

近年ロシアのサッカーというと、特にカフカース出身の若い選手が多くて、民族としてのロシア人選手を凌駕しきっているのではないか。
今日の試合で得点したショタ・ビビロフしかり、ガブロフ兄弟しかり、いっぱいいるアランたちしかり。
プレミアリーグにも、シベリア・極東のチームは振るわず、地方都市のチームも危うい地位にあり、カフカースあたりのチームはしぶとく生き残っている。
アンジ、テレク、ナリチク、クバン、クラスノダール、それに今は一部リーグだが来季昇格してくるであろうアラニヤ。

というわけで、北カフカースは決して無視することができない(はずの)地域である。
それはよい選手が育っているからだとも言えるし、最近のアンジのように国外からも力のある選手を引き抜いてこられるようになっているからでもあるのだろうけれど、嫌な噂も絶えない。
(なので、カリャカの移籍先に北カフカスのクラブの名が挙がると、やきもきしてしまっていた。)
それが単なる偏見で終わっていてくれるといいのだけれど。

大平先生がどんな報告をされたのか、何やらゆかし、である。

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