今日試合があるわけではないのですが、クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ創立70周年の記念日だとのこと。
レトロフォームのチケット・ポスター等を作成し…なんていうと、ツェスカ100年の真似っこみたいですが、ファンの反応は「いいアイディアだ」。
ソ連スタイルへの懐古はある程度の力を得てはいるようで、これもそんな一こまなのかもしれません。
1942年は「大祖国戦争」中の実に厳しかった頃で、首都機能をまさにこのサマラ(当時はクイブィシェフ)に移し、ナショナリズムを煽ってドイツへの反撃に出ようとしていたわけで、疎開してきたショスタコーヴィチが贔屓のディナモ・レニングラードに想いを馳せながら、トルード・スタジアムでサッカー観戦にふけったという時代でありました。
クイブィシェフでのサッカー観戦で、ショスタコーヴィチの心を慰めたのが、まあまあいい試合をしていた、という、できたてほやほやのクルィリヤ=ソヴェートフの選手たちでした。
(『驚くべきショスタコーヴィチ』による)
70周年おめでとう!
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