千葉駅から歩いて行けそうだけれど、あのモノレールが物珍しくて、つい乗ってしまう。
(料金は結構高いのだが。)
ヴッパタールのモノレールは、千葉のみたいな懸垂式のもので、こちらは世界最古のものだそうだ。
工場の風景は「カラマーゾフ兄弟」(チェコ)みたい。
ピナ・バウシュが愛した街ヴッパタール。
実は、今日、3D映画デビューした。
3D自体にはあまり関心はなかった。
サッカー日本代表とか漢字文化圏のサッカー選手と同程度だった。
しかし、知人が「ヴィム・ヴェンダースが撮ったんだよ!ピナ・バウシュを撮ったんだよ!」と言うので、どうせいつかは観ることになるなら、これを初としようと。
確かに立体的に、こちらにせり出してくるように見えるし、座席があって、舞台の奥行きも感じられる。
でも生の舞台って、さわさわ客席や舞台の袖でざわめきや囁きが耳に入ってくるし、埃が匂って、且つ照明に照らされてきらきらして、ああ、今舞台を観ているんだなあって気持ちにさせる。
さすがに、3D映画にそれはない。
この作品(「pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」)で3Dが効果を挙げていると思えるのは舞台上でダンサーが演じているときで、下界に出てモノレールや工場を背景にした道端や公園などでソロパフォーマンスをしているときは立体的に見えるが故になんだかおもちゃみたいに感じられてしまった。
というのが初3D体験の感想。
ピナ・バウシュとヴッタパール舞踊団には素直に感動した。
先に「ピナ・バウシュ 夢の教室」も観ていたが、こちらを先に観ていてよかった。
これについては別の日に書くつもりで、今日は筆を置く。
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