2011年11月10日木曜日

ザーガのザ

JTホールに「ヴィオラ・アンサンブルの魅力」を聴きに行く。

演奏者は5人の芸大の学生さん。
初々しい。特に男性2人が。
日本人作曲家がバッハのシャコンヌの編曲をした「トランスフォルマシオン」という曲の二つのバージョンが目玉だったと言え、現代風のⅡの方を演じ終えたとき、それまでどちらかというと表情に乏しかった彼らの顔に笑みがこぼれた。
難曲を終えてほっとしたという感じ。

JTホールは、JTのビルだけあって、この写真の右側に大々的に喫煙コーナーがあって、エスカレーターを昇るとき煙があがってあまり気分のいいものではなかった。
隣の席の人も煙草臭かったし。
ヴィオラの演奏はどの曲もよかったのだけれど、このホールにはもう行きたくないなあ。
アンコールは日本の曲を2曲。
「津軽海峡冬景色」
「宇宙戦艦ヤマト」

今日は生まれて初めて、グルジア文字を書いてみた。
丸っこい字ばかりだ。
読めるようになったらいいな、というだけ。
(書けるようになるのはかなり大変そうだ。)
映画のクレジットとか、ワインのラベルとかが。
でも、『ニューエクスプレス・グルジア語』は読むだけでも楽しい。
思わず「じゃあ、グルジア語、やろうかな」という気になってしまいそうになる・・・。
予想通り、ザ行を表す音は複数あり、「シュヴィリ」は娘・息子(性別問わず誰かの子どものこと)だそうで、グルジア人によくある「・・・シュヴィリ」という姓は「・・・(父の名前)の子」という意味からきているようだ。
ザーガのザは、おそらく日本語のザ行(の中でも「あざ」というときの「ザ」音)なんじゃないかな。
ザーガも、最初の苗字は「・・・シュヴィリ」だったのだ。ザーガはグルジア人じゃなくて、オセット人だけど。

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