2012年9月29日土曜日

ケルジとガリク

ゼニット対ロコモチフの試合、どちらにも肩入れしたいようなしたくないような。

後半、ケルジ登場!
ブーハに替わってケルジャコフ。
(さすがにハルクに替わってではない。)

あ、しかしアニュコフが退場に。
その前に(前半に)ロコではシーシキンが退場になっているのでおあいこという感じだ。

ロマン・シロコフ:「ケルジは帰ってきたよ!今度は僕らはガリクが帰ってくるのを待っているんだ!」
 
ガリクっていうのはイーゴリの愛称で、イーゴリ・デニソフのこと。
 
Последний оказался в молодежной команде после того как отказался выходить на поле в поединке 9-го тура премьер-лиги против "Крыльев Советов", поскольку требовал пересмотра условий личного контракта.
 
после того как+完了体=когда+完了体:順を追った動作

と昨日やった文法事項を復習するような文である。

ゼニットも昔から問題児が多いですね。
ラジモフ、アルシャーヴィン、ブィストロフ、ケルジャコフ、デニソフ。
およそ紳士的でないラインナップ。
しかもある程度実力のあるロシア代表経験者なのだね、彼らは皆。

ケルジとガリクの主張が妥当なのかどうかはわからない。
要は自分の年俸を上げろということなのではないかと思うが、ゼニットの選手の年俸は総じて高すぎる。
(ゼニットだけではなく、ロシアのクラブは人件費の割合は不健全に高い。)
ダニーも不相応に高いが、このタイミングで二人が声をあげ行動に移したのは、なぜなのかちょっと考えてしまう。
言いたくはないのだが、もしかしてエスニックな問題が潜在意識にあるのではないか、などという思いがよぎってしまう。
だとしたら許し難い。
大事なロシア代表の中核をなす選手たち(ガリクは主将だし、ケルジはエースストライカーだ)だけに、そんなことはないと思いたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿