クラサーヴィッツァ(美しい人)というのは女性とは限らない。
スピーシャヤ・クラサーヴィッツァ「眠っている美しい人」は「眠れる森の美女」でオーロラ姫のことだけれど、とあるハンサムな指揮者(男性)を揶揄する言葉でもあったと、クラシックに詳しい先生から伺ったことがある。
スピーシャヤはスパーチ(眠る)の能動形動詞現在女性形。
Спящий гигант眠れる巨人のСпящийは男性形。
ロマン・パヴリュチェンコがそう呼ばれていましたね。
先週の金曜日のラジオ講座に出てきた「猫のアネクドート」では、「眠る」の能動形動詞現在が大活躍する。
アネクドートって、「…。ロシア人はこれがおもしろいのだろうか??」というものが圧倒的に多いのだが、この猫のアネクドートは笑えた。
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寝ている猫を見て人間はかわいいなあと思うのに、寝ている人間を見ると猫は「やった、トランポリンだ!」と思う。
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