いつ失うのか。
それはその時が来ないとわからないことが多い。
告別式の弔辞の中で、友人は「主がこのときを選ばれた」と言い表した。
そうなんだけど。
別れが続けざまにきているので、メカスの言葉が妙に支えになったりしている。
今日拙ブログにいただいたコメントで、林田遼佑先生のお姿を知ることができて喜んだものの、林田先生ゆかりのフランス料理のお店「ベレコ」が3月末で閉店してしまっていたと知って、とても残念な思いをしている。
今あるものはいつかはなくなる。
ずっとあると思っていてはいけない。
でも、それがなぜ今なの?
「主がこのときを選ばれた」としか言いようがない。
補遺:以前拙ブログにコメントを寄せてくださった方が某所に書きこんだことで知ったが、黒田龍之助先生のロシア語学習の原点、代々木のロシア語学校Мがとうとう閉校になってしまった。
旧クラスメイトのユーリャさんが、フロンターレの観戦に一緒に行った時だろうか、今はロシア語学校Мに通っているのだと言い、普段はしとやかな彼女が「もう…すっばらし~~~いですよ!」と、まるでロシア人であるかのような感嘆文のイントネーションで東先生のことを絶賛していたのを思い出す。
羨ましかった。
ロシア語学校Мに通う人は皆そうなのだ。東先生を、その情熱を絶賛する。
そして、確実にロシア語の実力がつくと断言する。
ユーリャさんは実際、そこでロシア語を磨いて、通訳ガイド試験にパスした。
私は遂にご縁がなかったが、それでも喪失感がこんなに大きいとは…。
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