2011年7月2日土曜日

ロマノフさんたち

ユーラシアサロン『皇帝たちのサンクト・ペテルブルグ』
講師は宇多文雄先生。

例のごとく、ティータイムは美味しいお菓子(サンレモのアマレッティ=モルビディとジンジャークッキー)とハーブティー。杏の砂糖漬けもいただきました。
ユーラシアサロン担当の先生がイタリアで入手されたもので、ペテルブルグとはあまり関連はありませんが。




さて、私は昨年12月の「チェブラーシカ」(講師は佐藤千登勢先生)以来の参加でしたが、今回もクイズに挑戦!がありました。

クイズ前半(ロマノフ王朝関連)

1.次のロシア皇帝のうち、ロマノフ王朝に属さないのは誰でしょう。
A:アレクサンドル二世 B:エカテリーナ二世 C:イワン四世(雷帝) D:ピョートル一世

2.次のロシア皇帝のうち民族的にロシア人でないのは誰でしょう。
A:ピョートル一世 B:アレクサンドル一世 C:エカテリーナ二世 D:ニコライ二世

3.次の名前の中には、ロマノフ王朝皇帝の名前でなかったものが含まれています。それはどれですか。
A:パーヴェル B:ミハイル C:セルゲイ D:アレクセイ

4.正しくないのはどれですか。
A:ピョートルという名の皇帝は3人いた(つまり一世~三世)
B:アレクサンドルは二人いた
C:ニコライは二人いた
D:イワンは六人いた

5.存在しなかった女帝の名前はどれでしょう。
A:アンナ B:エリザヴェータ C:エカテリーナ D:マリア

なあんだ。
全部わかるわ。
(4.については質問した。ロマノフ王朝の皇帝だけだと、イワンは二人だけ、四世まではリューリク朝なので。でも「何世までいたのか」という趣旨だとのことだったので、迷うことはなかった。)
というわけで、前半部分は全問正解。

クイズ後半(ペテルブルグ関連)
1.ペテルブルグが建設された時期はいつですか。
A:16世紀初頭 B:17世紀初頭 C:18世紀初頭 D:19世紀初頭

2.ペテルブルグの土地が新都建設地として選ばれた理由に入っていなかったものはどれですか。
A:バルト海沿岸にある
B:ロシアの他の部分と水路でつながっている
C:スウェーデンの勢力範囲にある
D:モスクワとの間に整備された街道がある

3.ペテルブルグとほぼ同緯度ではない都市はどれですか。
A:ヘルシンキ B:アンカレジ C:グラスゴー D:オスロ

4.ペテルブルグおよび他の3都市と特色を共有していない都市はどれですか。
A:アムステルダム B:マドリード C:ブルッヘ(ブルージュ) D:ヴェネツィア

5.エルミタージュ博物館に関し、正しい説明はどれですか。
A:ペテルブルグ郊外にある
B:内部に劇場がある
C:全体が元の宮殿である
D:ピョートル大帝が建てた

こちらはイージーミスもあって5問中3問正解(1.と3.を間違えた)。
全体で10問中8問正解。
今回は次席でした。
その賞品は→これです。

カリーニングラード、旧名ケーニヒスベルクのペンダント。
ありがとうございます!
(ペテルブルグゆかりのお品ではなかったが。)

ユーラシアブックレットは、廉価で、しかし残念ながら基本モノクロなので、今回先生の名調子に聴き惚れながらいろいろな名所の写真(殆どは宇多先生撮影)をカラーで観られたのはよかった。
ヘリコプターでの空中撮影までなさって!
先生、フェリクス・ユースポフはほんとにあんなに美男だったのですか?
それから、ペテルブルグの観光案内本は意外と少ないってほんとうですか?
参考文献に挙げられていた中で、実質観光案内になるのは、宇多先生がペンネーム小町文雄のお名前で書かれた『サンクト・ペテルブルグ』(中公新書)、それにムラギルディンの『ロシア建築案内』だけれど、これはほんとうに重宝しますね。

トロワイヤの歴史小説はあんまり読破していません。
おもしろそうだけれど。

さて、次回のユーラシアサロンは何でしょう???

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