劇団銅鑼の「センポ・スギハァラ」。
「カウナスの夏」は、94年にリトアニア公演をして、演出の平石さんも当地でいろいろ見聞きし学んで、あれも盛り込まなきゃこれも加えたい、92年の初演舞台をかなり改変してつくったものだった。
このときの演出は、多分に難解なのと、ちょっと騒々しいのと、台詞に品がなかったので、私は初演の舞台の方が好きだったけれど。
2009年からのリニューアル作「再び夏へ」は、「なぜユダヤ人がリトアニアに逃げてきたのか」「どうすれば日本領事館が彼らにビザを発給できるのか」といったことに焦点が当てられているけれど、結局のところ、この作品が訴えているのは、
「そのとき、その場所で、あなたは良心を貫けるか?」
ということに尽きる。
紹介が遅くなってしまってすみません。
もう明日に迫っているのですが、「オデッサ・コスモス」に書きました。
カウナス郊外の収容所「第9要塞」
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!