2012年7月8日日曜日

ポスト・フィアスコ

Около пяти человек своим безволием портят атмосферу в команде.

「5人くらいの選手がやる気のなさによってチームの雰囲気を壊していた。」

発言したのはオレグ・サレンコ、94年のアメリカ大会で得点王になった(同時受賞したストイチコフは、1試合5得点というのが何とも怪しいと文句を言っているが)あの彼だが、彼でなくても、ロシア代表の面々を一新するべきだと考えているのは、何も彼だけではないだろう。
いや、もっと早くにアドフォカートはそうするべきだったのだろうが。

ウクライナでは、英雄シェフチェンコやヴォロニンが代表から身を引く旨表明したが、ロシアではあの不甲斐ない敗退の後、代表引退を明らかにした選手はいないのではないだろうか。
選手たちは案外淡々とこの結果を受け入れているのだろうか。

サレンコの発言にある「やる気のなさでチームの雰囲気を悪くしていた5人くらいの選手」というのが具体的に誰を指すのか定かではないが、代表チームでずーーーと得点していなくても呼ばれ続けている、国外クラブでポジションを失ったらロシアに帰って来て暖かく迎え入れられてしまっている、そんな環境にぬくぬくと甘んじている、というわけだから、推して知るべし。

その5人をほんとうに代表から追放してしまったら、ショッキングだろう。
一時的には弱体化するだろうし。
けれど、そのぐらいやって欲しい気がする。
(と、言いますか、とっくにそう思っていたんだ。)

Надо подгонять молодых, голодных и оставлять игроков, которые еще хотят играть".

彼らのことを、個々については、愛しく、労痛く思う。
実際まだまだやれるだろうし。
やる気さえ出せば。
でもそれが問題なのだ。
2002年のときも、2010年のプレイオフでも、似たような状況でずるずるといってフィアスコに行きあたったのだ。

彼らのことを憎いわけではもちろんないのだけれど、ロシア代表が発表される度に、「今度も?」という釈然としない思いがしていたものだ。
サメドフとか、ジューバとか、ロシアリーグで頑張ってきた選手たちを思い浮かべると、彼らを差し置いて何故に?という疑問がわき上がる。

どちらにせよ、誰にしても、奮起していただきたい、ということなのだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿