2012年7月1日日曜日

イラニアン・レシピ

最近「美女の多い都市ランキング」についての記事があった。

1位キエフ(ウクライナ)
2位ストックホルム(スウェーデン)
3位ニューヨーク(アメリカ)
4位ブエノスアイレス(アルゼンチン)
5位ヴァルナ(ブルガリア)
6位モスクワ(ロシア)
7位テルアビブ(イスラエル)
8位アムステルダム(オランダ)
9位ソウル(韓国)
10位モントリオール(カナダ)

なのだそうだ。

この中で私が行ったことがあるのは1位・6位・9位の都市だけだが、行った時期も違うので単純に比較はできないが、キエフは特に美人が多いとは思わなかったなあ。
もちろん美人はいる、それもとんでもないくらいきれいな人はいるのだが、「普通」の人がいるからこそ「うわ!この人とんでもない美人だ!」と思うわけで、皆が皆すごく美女だったという印象はない。
(男性については、キエフでは「シェヴァもどきばっかりだ」という印象だった。整っているがどこか垢ぬけなくて牧歌的な感じで、オデッサの方が洗練された風。)
ロシアの中でモスクワが一番というのも納得できない気もするが(そりゃ「数」でいえばそうかもしれないが、それを言い出したらこの手のランキングは成り立たないであろう。)

しかし何よりこのランキングの信憑性を疑う根拠となったのは、カフカース・西アジア・バルカンの都市ではヴァルナやテルアビブくらいしか入っていないことだ。
端的に言うと、
「なぜイランが入っていないのだ?」
「どうしてグルジアがない?」
「レバノンはどうした?!」
である。

とにかく、イランに美女が多いことについては議論を待たない(反論は受け付けない)。
それに美少年の多さではイランは他の追随を許さない。

最近諸事情からイラン映画の日本公開が減っているのは悲しい限りだ。
9月に岩波ホールで「イラン式料理本」が公開される。
地味なタイトルだが、イランのお料理は豪華なので、映画も派手かもしれない。
予告編を観たところ、キッチンは広くてきれい。
おそらく中流の家庭だ。
私はイランに行ったことがないので、聞いた話なのだが、イランは家庭料理はものすごく美味しいのに、レストランのお料理は不味い、とのこと。
それもただの不味さではない、のだとか。

イランの料理本。
イランのレシピ。
『サフラン・キッチン』や『柘榴のスープ』を連想させる。
公開時、イラン料理の本を、会場で販売しないだろうか?

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